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時の話題
ボランティア活動について
一般にボランティアの振興、福祉教育、社会貢献などに反対する人は少ないであろう。ただ、学校という場で実施することについては、意見は分かれるであろう。
「ボランティアの振興など、公的責任で行なうべき社会福祉をあいまいにし、安上がり福祉を進めるだけだ」「ボランティア活動の実績を評価することは、例えば進学に有利になるというだけで行う学生も出てくるし、自発性というボランティアの理念もネジ曲げ、強制しようというもので、偽善者を増やす」などの意見を主張する評論家も少なくない。
この場合に他人に対する理解力や共感力、倫理性、そして正義感や責任感が求められる。独り善がりの関心しか持たない人や、偏差値人間では困る。また、地域社会学を学ぶのであれば当然、理論や理屈だけでなく、自分たちの住む地域についての観察力、フィールドワークが必要となる。
ボランティア先で「学校でボランティアを義務づけるのはおかしい」と大人に説教され、「そうではない」と反発している学生も多い。一般にボランティア活動を終えた学生らは、何か自信を持ち、地域からの評価を肌で感じたという。
「理屈は経験の前で吹っ飛ぶ」と感じている学生が多い。
スポーツ現場でボランティア活動を長年行なってきた経験からすると、それに対する代償よりも、仲間との友情や絆を得た自己満足感があれば、それで充分ではなかろうか。
先日、あるスキー場で、スノーボードでの事故が多い「ハーフパイプ」の着地面を整備している学生(彼らのほとんどはプロ級の腕前を持っている)らが、ボランティアとして働いている現場をみて感動した。
欧米ではボランティアに対する考え方が根本的に異なる。成人して社会に還元することが当たり前になっていることを思えば、彼らが今まで受けてきた恩恵を自然な姿で社会に還元しているだけのことであると社会の人々は捉えている。
ロータリーの奉仕も肩肘張らずに自然体で奉仕するようになれば、本当のボランティア活動と評価されると思う。
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