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イップスについて

イップスとは・・・[YIPS] (英語)子犬が吠えるの意味。

「一種の職業病」「書痙:Writer's CRAMP」「あがり」。ゴルフの「パット病」、「ピアニストの書痙:音の途切れ、筋緊張・硬直」など。几帳面・自信過剰なタイプに多い傾向にある。

ゴルフで腕が動かなくなったり、ヘッドをコントロール出来なくなる(自分の考えが体に伝わらず、動かなくなり、意に反した動きになる)。一流選手が罹る一種の病気。ゴルファーの「パット病」、テニス選手などの過緊張のよる運動不能病、ピアニストの指の拘縮など。

普段は普通に出来るはずのことが出来なくなってしまう現象を言う。精神的な内面に影響する心理的症状。特にゴルフのパットなどの集中すべき場面において、プレッシャーのため極度に緊張することをいう。それが原因で、筋肉が硬直したり、震えを起こすことで、プレー上のミスを誘発することを言う。

ゴルフにおけるイップスの例

  • パター時、ダフリやショートしたり、大オーバーする。3mのパットを7mオーバーする。
  • アイアンショットの時、猛烈なトップやダフリ、極端な引っ掛け、スライスやフック。
  • ドライバーショット時、アドレスで固まって動かなかったり、スイング中にトップ、ダウン、フォロー、フィニッシュのリズムが極端に変化し、スゥエーや変則なスイングになる。
  • 両腕、両足が動かずクラブの操作が出来なくなる。(自分の意思が身体に伝わらず体が硬直したり、極端な動作を起こす)。

※賞金を競うプロゴルファーもイップスになると、余儀なく競技から引退したと言われる。

克服法

現在、イップスを完治する方法や効果的治療・克服法はない。ゴルフは、究極のメンタルスポーツで、技術にも難しいスポーツである。イップスは誰もがかかる可能性のある精神的な病気である。ゴルファーにかかり易いのはそれだけゴルフという競技が究極のメンタルスポーツの表れではないか。外部や自分の中で生じるプレッシャーによって、急に体が動かなくなるのがイップス病。

その克服のために、クラブを代えたりしてもほとんど効果はない。自分がプレッシャーに耐える方法を工夫する。楽しみながら気持ち良くプレーすることが大事と考える。「耐えきれない衝撃を持つ記憶は、精神の平衡状態を保つために関連性を断ち切り、表層の認識から消失される」

イップスは主に手指の緊張・硬直が多く、これは脳の知覚・運動領域の障害であることが判ってきた。すなわち、手指は脳の知覚・運動領域に固有の領域を有し、個々の指の動作が可能であるが、イップスでは各指は何らかの影響で各指は融合・交差し、その機能が発揮出来なくなる。

例えば中指が屈曲・伸展する場合、単独で運動出来るはずの動作が他の指も同時に屈曲・伸展し、細かな動作は不能になる。特にパターやピアニストなどは微妙な指の活動が不能になることが解明されつつある。特に脳外科などでは、CT、MRIなどの医療機器の開発によりその状態を把握し、その解明法が期待される。又、「あがり」の対策として、「モチベーション・コントロール」は有効である。

まとめ

イップスは誰もが罹る可能性がある、精神・神経的な疾患である。メンタル・スポーツに多く、外部からのプレッシャーなどにより、ある日突然「イップス」に罹患する。これらは種々のビジネスでも経験する症状である。

解明法は未だであるが、その他としての「克服法」して、上記したような方法:催眠療法、自律訓練、座禅など、イメージ・トレーニング、メンタル・タフネス・トレーニング、モチベーション・コントロールなどにより克服できる。

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